いよいよ解禁をむかえ、雪が少ないと聞いていましたが、川は3月下旬かのような状況です。地元の知人に聞いてみてもこれだけ雪の少ない解禁は記憶にないほどだそうです。
宿に集まり情報収集し、それぞれ入る場所を確認、私はマスターと一緒に入渓出来ることとなりました。天候は曇りで風もほぼ無く冷え込みはありません。
ハッチは少しあるもののライズが無いのでユーロニンフスタート。もたもたしてる間にマスターはすでに釣った魚の写真撮影中。私もあわせに手こずりましたがなんとかヤマメを釣り、その後もあわせがうまくいかないまま、上流の様子を見ると、いつもテンポ良く上がっていくマスターはあまり動かず、見るたびにロッドを曲げ釣果をあげ、テンポの遅い私が追いつくほどでした。
お昼近くには、ライズを確認しドライフライに切り替え、見切られることも多くありましたがイワナや良いサイズのヤマメにも出会うことが出来ました。ライズも無くなり再びユーロニンフに切り替え尺イワナを手にすることが出来き、集中力が切れず釣りを楽しむことが出来きました。
釣りの後は恒例の、温泉で疲れを取り、夕食を頂き、美味しい生ハムをつまみに、お酒を頂きながら談笑ですが、年々体力が衰え、少し早い就寝を迎えるのでした。
2日目は、これ以上無い好天となっていましたので、やはりユーロニンフスタート。昨日ユーロニンフのアドバイスをいただき実践するのですが、糸ふけをはっきり認識できず、当たりと感じた時には、水中でキラっとヤマメがくねる事が続きます。何とかイワナを釣り上げましたがそこから、釣果があげられず、ライズを確認するも見切られるのみ。
集中力も無くなり、集合時間を決めていたため、最後のプールと決めたポイントで尺イワナを手にすることが出来ました。
20年ほどこの釣りをしていましたが2日続けて尺物を釣ることは無く、まさにユーロニンフ様々という所でしょうか?
いずれにせよ久しぶりに多くの魚気を感じる蒲田川解禁となりました。